赤ワインは、黒ブドウを果皮や種ごと発酵させ、色素とタンニンを果汁に移して造るワインです。Vin de Japanでは日本ワイン・国産ワインの赤を587本掲載しており、平均評価は4.1、レビューは1,501件。産地は長野県(105本)、次いで山梨県(99本)が中心で、品種ではメルロー・マスカット・ベーリーA・カベルネ・ソーヴィニヨンが多く使われています。掲載店の価格が取れている408本で見ると、中央値はおよそ3,850円。渋みの強さや果実味の出方は品種と産地でかなり変わるので、下の解説と評価順の一覧を手がかりに選んでみてください。
赤ワインは、破砕した黒ブドウを果皮と種ごと果汁に漬け込んだまま発酵させます。この漬け込みを「醸し(マセラシオン)」と呼び、果皮からアントシアニンなどの色素が、種と果皮からタンニンが果汁へ移っていきます。醸しの期間が長いほど色は濃く、渋みもしっかりしたワインになります。
発酵が終わると圧搾し、ステンレスタンクや木樽で熟成させます。乳酸菌がリンゴ酸を乳酸に変えるマロラクティック発酵を経ると、鋭い酸が丸くなって口当たりがやわらかくなります。樽で熟成させた場合は、バニラや焦がした木を思わせる香りが加わります。果汁だけを発酵させる白ワインとの最大の違いは、この果皮ごとの発酵にあります。
日本の主要なブドウ産地は、生育期から収穫期にかけて雨が多く湿度も高い気候です。糖度が上がりきる前に収穫することもあり、結果としてアルコール度数やタンニンが穏やかで、酸の残った軽やか〜ミディアムボディの赤ワインが多くなります。渋みが立ちすぎないぶん、そのまま和食の食卓に出せるのは日本の赤ワインの分かりやすい長所です。
日本で生まれた交配品種のマスカット・ベーリーAは、いちごやキャンディを思わせる甘い香りとやわらかいタンニンが特徴で、冷やしても飲みやすいタイプ。メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンは寒暖差の大きい内陸部で栽培され、黒い果実やハーブの風味を持つ、より骨格のある赤になります。山ぶどうを親に持つ品種や小公子は、色が濃く酸が高い個性的な味わいです。
掲載データ上の二大産地は長野県と山梨県です。長野県の内陸盆地は昼夜の寒暖差が大きく降水量も比較的少ないため、メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンといったヨーロッパ系品種が広く植えられています。山梨県はマスカット・ベーリーAの栽培が盛んで、果実味を前に出した赤ワインが目立ちます。
北海道は冷涼な気候を生かしてピノ・ノワールやツヴァイゲルトレーベなど冷涼地向きの品種が中心。山形県・岩手県・宮城県などの東北でも、内陸の盆地を中心に赤ワインが造られています。同じ品種でも産地が変われば酸の量や熟し方が変わるので、産地から辿るのも探し方のひとつです。
軽めの赤は12〜14℃に軽く冷やすと果実味が締まり、しっかりした赤は16〜18℃が飲み頃です。冷やしすぎると渋みだけが際立つので、冷蔵庫から出して少し置いてから注ぐとバランスが取れます。
マスカット・ベーリーAのように甘い果実香のある赤は、醤油とみりんの甘辛い味つけ——すき焼き、肉じゃが、照り焼き、うなぎの蒲焼き——と合わせやすいタイプです。メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンの赤は、牛肉のステーキ、ハンバーグ、デミグラス系の煮込み、熟成したチーズなどに向きます。
レビューの評価が高い順に12本。赤ワイン全体の平均評価は4.1です。

東京ワイナリー

ルサンクワイナリー

岩崎醸造

ドメーヌヒデ

丸藤葡萄酒工業

岩崎醸造

ワイナリーこのはな

TAKAHIRO WINE

三養醸造

よさ来いワイナリー
中央葡萄酒

SHINDO WINES
赤ワインの掲載が多い都道府県です。上位は長野県(105本)、次いで山梨県(99本)。産地を絞ると、その土地で育つ品種の傾向がつかめます。
本数は赤ワインの掲載本数です。産地ページでは、その都道府県の全タイプのワインを表示します。
赤ワインに使われている黒ブドウ品種です。品種ごとに渋みと香りの出方が違うので、好みの一本に近づく近道になります。

ホーライサンワイナリー

サンマモルワイナリー

シャトー・メルシャン

白百合醸造

兎田ワイナリー

敷島ワイナリー

さかいまちワイナリー

カンティーナ・リエゾー

武蔵ワイナリー

河内ワイン

イエローマジックワイナリー

仙台秋保醸造所

シャン・クレール

イエローマジックワイナリー

カンティーナ・リエゾー

さかいまちワイナリー

サンサンワイナリー

ドメーヌ・ショオ

タケダワイナリー

ドメーヌテッタ

安曇野ワイナリー

麻屋葡萄酒

安曇野ワイナリー

カンティーナ・リエゾー