スパークリングワインは、ワインに炭酸ガスを含ませて造る発泡性のワインです。Vin de Japanでは日本ワイン・国産ワインのスパークリングを216本掲載しており、平均評価は4.1、レビューは528件。産地は山梨県(31本)、次いで山形県(26本)が中心で、品種ではデラウェア・シャルドネ・マスカット・ベーリーAが多く使われています。掲載店の価格が取れている150本で見ると、中央値はおよそ3,410円。泡の細かさや味わいは製法によって大きく変わるので、造り方の違いを押さえると選びやすくなります。
もっとも手間がかかるのが瓶内二次発酵(トラディショナル方式)です。一度仕上げた辛口のワインを瓶に詰め、糖と酵母を加えて瓶の中でもう一度発酵させます。発生した炭酸ガスがワインに溶け込み、澱と長く接することでパンやビスケットのような香りが生まれます。泡はきめ細かく、持続します。
タンク内二次発酵(シャルマ方式)は、大きな密閉タンクで二次発酵を行う方法です。ブドウの果実香が残りやすく、フレッシュな味わいに仕上がります。炭酸ガス注入方式は、できあがったワインにガスを吹き込むもっとも手軽な方法で、価格を抑えやすいのが利点です。
もうひとつが、一次発酵を終えきらないうちに瓶詰めして瓶内で発酵を完了させる方法(メソッド・アンセストラル)です。日本のラベルでは「ペティアン」「ヴァン・ペティアン」と表記されることが多く、ガス圧が低めで泡は穏やか、うっすら濁ったものもあります。
掲載データで最多はデラウェアです。早く熟し、酸を残したまま収穫しやすいことから、泡ものの土台として広く使われています。次いでシャルドネ、マスカット・ベーリーA、甲州が並びます。シャルドネとピノ・ノワールは瓶内二次発酵の本格派に、甲州は柑橘の香りと穏やかな苦味を生かした食中酒向きの泡に向きます。
マスカット・ベーリーAやキャンベル・アーリーを使うとロゼの泡になり、いちごのような香りが立ちます。掲載本数がこの4品種に集中しているのは、いずれも日本の気候で酸が残りやすく、発泡性ワインの骨格を作りやすいためです。また、ワイナリーによってはりんごを原料にしたシードルも同じ棚に並びます。
産地の上位は山梨県、山形県、広島県、長野県、岩手県と、赤や白よりも分散しています。発泡性ワインは、完熟を待たず酸の高い状態で収穫したブドウが向くため、必ずしも銘醸地でなくても造りやすいことが背景にあります。
アルコール度数が低めで泡が穏やかなタイプは、食前酒としてだけでなく、食事を通して飲み続けやすいのも日本のスパークリングの特徴です。デラウェアや甲州のスパークリングにはこの傾向のものが多く見られます。
6〜8℃としっかり冷やします。氷水を張ったバケツに10〜15分ほど浸けるのが手早い方法です。泡を長持ちさせたいならフルート型、香りを開かせたいなら白ワイン用のグラスを選びます。開栓時はコルクを押さえ、瓶のほうを回すと安全です。
炭酸と酸味は油を流してくれるので、天ぷら、から揚げ、フライ、フィッシュ&チップスのような揚げ物と好相性です。牡蠣やホタテなどの魚介、寿司、生ハムやチーズにもよく合います。ロゼの泡ならいちごなどのフルーツを使ったデザートまで対応できます。
レビューの評価が高い順に12本。スパークリングワイン全体の平均評価は4.1です。

白百合醸造

カタシモワイナリー

ベルウッドヴィンヤード

宮城縣七ヶ浜ワイナリー

イエローマジックワイナリー

ケントクワイナリー

白百合醸造

安心院葡萄酒工房

高畠ワイナリー

グレープリパブリック

千夢ワイナリー

Domaine Bless
スパークリングの掲載が多い都道府県です。上位は山梨県(31本)、次いで山形県(26本)。赤・白に比べて産地が分散しているのがこのタイプの特徴です。
本数はスパークリングワインの掲載本数です。産地ページでは、その都道府県の全タイプのワインを表示します。
スパークリングに使われている品種です。酸が残りやすい品種ほど泡ものに向くため、白ワインとは顔ぶれの並び順が変わります。

丹波ワイン

島根ワイナリー

白百合醸造

カタシモワイナリー

ドメーヌヒデ

Fattoria AL FIORE

楠ワイナリー

グレープリパブリック

奥野田ワイナリー

白百合醸造

ヴィノーブルヴィンヤード

グレープリパブリック

シャトー勝沼

カタシモワイナリー

よさ来いワイナリー

ファットリア・ダ・サスィーノ

大和葡萄酒

Fattoria AL FIORE

さかいまちワイナリー

一家農園

カーブドッチ

岡山ワインバレー

ベルウッドヴィンヤード

一家農園