白ワインは、収穫したブドウを搾って果汁だけを発酵させ、果皮由来の色素や渋みを抽出せずに造るワインです。Vin de Japanでは日本ワイン・国産ワインの白を520本掲載しており、平均評価は4.1、レビューは1,376件。産地は山梨県(104本)、次いで長野県(79本)が中心で、品種ではシャルドネ・甲州・ソーヴィニヨン・ブランが多く使われています。掲載店の価格が取れている386本で見ると、中央値はおよそ3,734円。日本固有種の甲州から冷涼地のケルナーまで幅が広いタイプなので、品種から辿るのが分かりやすい探し方です。
白ワインは、ブドウを圧搾して得た果汁を発酵させます。果皮や種を漬け込まないため色素やタンニンがほとんど移らず、淡い色と、渋みのない透明感のある味わいになります。低めの温度でゆっくり発酵させると、果実や花のような香りが残りやすくなります。
発酵後の扱いでスタイルが分かれます。ステンレスタンクで仕上げれば、品種そのものの香りと酸が前に出た軽快な白に。発酵を終えたあとも澱(おり)と一緒に置く「シュール・リー」を行うと、旨味や厚みが加わります。木樽で発酵・熟成させると、香ばしさとクリーミーな質感が乗ります。
甲州は日本固有の白ブドウで、果皮がうっすらピンクがかったグリ系の品種です。柑橘や和梨を思わせる穏やかな香りと、ほのかな苦味、控えめなアルコールが持ち味で、シュール・リー仕立てにすると旨味が増します。派手さより繊細さで料理に寄り添うタイプです。
シャルドネは掲載本数がもっとも多い品種で、樽の有無で表情が大きく変わります。デラウェアは生食用ブドウとしても知られ、早摘みすると軽やかで香り高い白になります。北海道ではケルナーやミュラー・トゥルガウといったドイツ系品種が育ち、高い酸ときれいな果実味の白が生まれています。
夏に雨が多く、糖度が上がりきりにくい日本の気候は、アルコール度数の高い濃厚なワインを造るには不利に働きます。一方で酸が残りやすいため、キレのある軽快な白ワインには向いています。赤よりも白の適性が高いと言われるのはこのためで、実際に山梨県では白の掲載本数が赤を上回っています。
産地別に見ると、山梨県は甲州、長野県はシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、北海道は冷涼地向きのドイツ系品種と、はっきりした住み分けがあります。産地を切り替えて飲み比べると、同じ「白」でも輪郭がまるで違うことが分かります。
軽快な白は8〜10℃、樽を使ったふくよかな白は10〜12℃が飲み頃です。冷やしすぎると香りが閉じるので、飲みながら少しずつ温度が上がるくらいがちょうどよくなります。
甲州は出汁の効いた料理と相性がよく、白身魚の刺身、天ぷら、蒸し野菜、湯豆腐などに。シャルドネの樽仕立てはクリームソースやバター、鶏肉のソテーへ。デラウェアやケルナーのような香り高く酸のある白は、酢の物や柑橘を使ったサラダ、エスニック料理にも合わせやすいタイプです。
レビューの評価が高い順に12本。白ワイン全体の平均評価は4.1です。
白ワインの掲載が多い都道府県です。上位は山梨県(104本)、次いで長野県(79本)。産地ごとに主力品種が違うので、選ぶ手がかりになります。
本数は白ワインの掲載本数です。産地ページでは、その都道府県の全タイプのワインを表示します。
白ワインに使われている品種です。甲州のような日本固有種から国際品種まで、香りと酸の出方は品種で大きく変わります。

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