北海道のワイナリー50軒と、そこで造られたワイン592本を掲載しています。レビューは3件、平均評価は3.5です。もっとも多く使われている品種はピノ・ノワールの133本、次いでケルナーが71本。タイプ別では白ワインが216本で最多です。掲載店の価格は中央値でおよそ¥4,180。産地の気候と品種の解説、評価の高い1本、ワイナリーごとの掲載状況まで、このページからまとめて探せます。
掲載している産地: 余市町
北海道は、日本で唯一まとまった面積が亜寒帯(冷帯)に属する地域です。本州のような梅雨がなく、夏でも気温が上がりきらない一方、冬は氷点下の日が続き積雪も多くなります。西の日本海側は北西季節風による雪が多く、東の太平洋側では夏に海霧が発生して日照が抑えられます。石狩平野や上川盆地、後志地方の丘陵地など、地形も気候も地域ごとの差が大きいのが特徴です。
この冷涼さが、北海道をヨーロッパのワイン産地に近い条件にしています。生育期間が長くブドウがゆっくり熟すため、酸が保たれやすい。梅雨がないぶん、収穫期の長雨による病害のリスクも本州より低くなります。一方で冬の寒さは厳しく、樹が凍害を受けないよう枝を土に埋めて越冬させる作業が必要な地域もあります。栽培できる品種は、耐寒性を持つものに限られます。
掲載データにもその条件が表れています。北海道のワイン94本でもっとも多く使われている品種はピノ・ノワールの20本で、都道府県別に見ても全国最多です。ピノ・ノワールは果皮が薄く冷涼な気候を好む品種で、暖かい土地では熟しすぎてしまいます。3位のケルナー10本も全国最多。ドイツで生まれた耐寒性の高い白ブドウで、掲載されているケルナーの過半が北海道産です。
タイプ構成も本州の産地とは違います。94本の内訳は白39本・赤28本・ロゼ12本・スパークリング12本・オレンジ3本。白が41%を占め、全国平均の34%を上回ります。逆に赤は30%で、全国平均の38%を下回ります。高い酸を持つブドウが穫れる産地では白が主力になりやすく、赤はピノ・ノワールやツヴァイゲルトレーベといった冷涼地向きの品種が担っています。ロゼが13%と全国平均の8%より高いのも、酸の残るブドウが手に入る産地らしい構成です。
北海道の掲載ワイン592本に登録されている、延べ739件の品種を集計した結果です(1本のワインが複数の品種を持つ場合があります)。品種名から、その品種を使った全国のワインも見られます。
果皮が薄く冷涼な気候を好む黒ブドウ。色は淡く、赤い果実や土を思わせる繊細な香りで、栽培の難しさでも知られます。
リースリングとトロリンガーから生まれた白ブドウ。寒さに強く、マスカットのような香りと高い酸を併せ持ちます。
世界中で栽培される白ブドウ。品種自体の香りは穏やかで、ステンレス仕込みか樽仕込みかで表情が大きく変わります。
オーストリアで交配された黒ブドウ。寒さに強く、色は濃いめでタンニンは穏やか、酸の残る赤になります。
青草や柑橘、ハーブを思わせる香りがはっきり出る白ブドウ。高い酸が持ち味で、すっきりした辛口白になります。
北海道の掲載ワイン592本のタイプ別内訳です。 タイプ名から、そのタイプの造り方の解説と全国の一覧に移動できます。

HOKKAIDO WINE
北海道小樽市に本社を置く、日本ワイン生産量トップクラスを誇る老舗ワイナリーです。創業以来「国産ぶどう100%」を貫き、浦臼町にある日本最大級の自社農場「鶴沼ワイナリー」や契約農家と連携。親しみやすい「おたる」シリーズから本格的な銘醸ワインまで、北の大地の恵みを食卓に届けています。


北海道池田町の「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」が手がける、1963年から続くワインブランドです。 厳しい寒さに適した栽培方法と独自品種の開発に取り組み、「山幸」は国際ブドウ・ワイン機構(OIV)にも登録。十勝の風土を映すワインやブランデーを造り続けています。

TAKIZAWA WINERY
北海道三笠市の豊かな自然の中に佇むワイナリー。北国のテロワールを素直に表現するため、極力人の手を介さない自然酵母での発酵や無濾過での瓶詰めを中心とした、ナチュラルなワイン造りに取り組んでいます。大地の持つ生命力を極限まで引き出した、力強く洗練された味わいが多くの人を魅了しています。


北海道中富良野町にある「やぎとつくるワイナリー」です。 畑でやぎが草を食べ、その排泄物が肥料になる循環型のぶどう栽培を実践。富良野エリアに10haを超える自社圃場を持ち、ケルナーやソーヴィニヨン・ブランなど冷涼な気候に適した品種から、サステナブルなワインを造っています。


北海道余市町の沢地区に自社畑を持つワイナリーです。 「畑の先に醸造があり、醸造の先にレストランがある」という想いのもと、世界に通じるワイン造りを追求。区画ごとの個性を尊重し、必要最小限の醸造介入で、この場所でしか生まれない透明感と余韻のある味わいを表現しています。


北海道余市町の、海の見える高台に広がるワイナリーです。 1980年代からぶどう栽培が続く垣根仕立ての畑で、冷涼な気候に適した品種を栽培。シャンパーニュ方式で造るキリッとしたスパークリングワインをはじめ、余市から世界に評価されるワイン造りを目指しています。


北海道北斗市文月で、2020年2月にぶどう畑の運営を始めたワイナリーです。 函館山を望む緩やかな南南西向きの斜面と、火山由来の個性的な土壌が特徴。ニュージーランドやイタリアで経験を積んだ造り手が、「品質最優先」と「広い視野で」を指針にワイン造りを行っています。

Domaine Bless
北海道仁木町旭台に位置する「Domaine Bless」は、代表の本間裕康氏が手掛ける気鋭のワイナリーです。 令和2年から自社醸造を開始し、豊かな自然が育む高品質な葡萄で特別なワインを追求。ぶどう畑を一望する美しいロケーションで、食事や宿泊も楽しめるワイン・ツーリズムの拠点として注目を集めています。

CHITOSE WINERY
山梨の名門「中央葡萄酒」の第2ワイナリーとして1988年に千歳市で誕生。特産のハスカップを用いたフルーティーなワインから、余市の名門「木村農園」産のケルナーやピノ・ノワールなど、北国の冷涼な風土が生み出す洗練された味わいが魅力です。北海道ワインの可能性を切り拓き続ける実力派です。


大雪山系の麓、水に恵まれた北海道東川町のワイナリーです。 1952年に建てられた赤レンガ倉庫を改装した醸造所で、日々の食卓に気負わず溶け込むワインを追求。東川でのぶどう栽培と醸造を軸に、ニュージーランドや南アフリカなど南半球でも仕込みを行い、その学びを還元しています。


2009年に最初のワインを送り出した、札幌のワイナリーです。 2000年から育ててきた自社畑を含め、原料はすべて北海道産のぶどう。創業以来、野生酵母による発酵と無濾過にこだわり、ぶどう本来の複雑な味わいや香りを最大限に引き出すワイン造りを続けています。


北海道岩見沢市宝水町にあるワイナリーです。 市内でも冷涼なこの土地の風土を深く理解し、品種や区画の個性に合わせて、その年のぶどうを最大限に活かすワイン造りを実践。醸造所と直売所が一つの建物にあり、ぶどう畑と田園風景を一望できるスペースも備えています。


北海道小樽市で2015年に創業した、夫婦二人で営む小さなワイナリーです。 「幸せのワイン」をコンセプトに、香り高く食事を引き立てるワインを追求。全国100か所以上の産地を巡って選んだ小樽の石蔵を醸造所とし、譲り受けた畑で自らぶどう栽培にも取り組んでいます。

North Creek Farm
鈴木夫妻が2020年に仁木町・余市川のほとりで開いたワイナリーです。水はけと風通しに恵まれた元サクランボ畑で、ピノ・ノワールなど7種のブドウを有機に準じた農法で栽培。野生酵母による自然な造りにこだわり、2024年には自社醸造も開始。「北海道の大地が思い浮かぶワイン」を真摯に追求しています。


2021年に、北海道余市町で15番目のワイナリーとして認可されました。 余市湾や余市川を一望する東向きの丘陵地で、不耕起・草生栽培によりぶどうを育成。無補糖・無補酸、天然酵母、無濾過で、この土地のぶどうをありのままに活かしたワイン造りを目指しています。


北海道上富良野町で1901年に創業した多田農園が、2016年に開設したワイナリーです。 2007年にピノ・ノワールの栽培を始め、寒暖差の大きい富良野盆地でメルローやシャルドネも育成。自社栽培のぶどうを野生酵母で発酵させたワインのほか、シードルやにんじんジュースも手がけています。


石狩平野を見渡す北海道三笠市達布の丘陵地で、ぶどう栽培とワイン造りに取り組むワイナリーです。 この地で4代にわたり農業を営んできた家族が、2002年にワイナリー事業を設立。自社圃場で栽培したぶどうのみを使い、ピノ・ノワールをはじめ質の高いワイン造りを目指しています。


北海道岩見沢市栗沢町にあるカスタムクラッシュワイナリー(受託醸造所)です。 北海道産のぶどうだけを原料に、地域の多くのぶどう農家のワインを受託醸造。自らも2009年に苗木を植えて畑を育て、野生酵母による発酵を軸に高品質なワイン造りを目指しています。

DOMAINE YUI
掲載10本

NIKI Hills Winery
北海道仁木町のなだらかな丘陵に佇む、大自然に抱かれた複合型ワイナリーです。「世界に通用するワイン造り」を掲げ、地域の風土を美しく表現した高品質なワインを醸造。敷地内には絶景を望むレストランやホテル、多彩なアクティビティも備え、五感で北国の恵みを堪能できる至高の目的地です。


フランス・ブルゴーニュで約300年続くドメーヌ・ド・モンティーユが、北海道函館市で2016年に立ち上げたプロジェクトです。 北海道の気候がピノ・ノワールとシャルドネに合うと確信し、2023年にワイナリーが竣工。ブルゴーニュの経験を函館のテロワールに注ぎ込んだワイン造りに取り組んでいます。


北海道鷹栖町のワイナリー。「Toi」はフランス語で「あなた」を意味します。 冷涼な大地でバッカスやゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワールなどを栽培し、ひと房ずつ手摘みで収穫。鷹栖の四季と土地の記憶を映すワインを、酒販店や飲食店を通じて届けています。


北海道余市町登町の真ん中に位置する小さなワイナリーです。 2021年春に離農する農家から2.3haの畑を受け継ぎ、そばの納屋を改修して同年9月に果実酒製造免許を取得。ピノ・ノワールやミュラー・トゥルガウを育て、「美味しいワインは良いぶどうから」を信条に畑仕事を重ねています。


18年間の銀行勤務を経て新規就農した造り手による、北海道余市町登町のワイナリーです。 2018年にモンガク線沿いの耕作放棄地を取得して開墾。標高70m前後、石や岩に覆われた南西向きの丘陵地でぶどうを育て、木村農園と10Rワイナリーで学んだ経験をもとにワインを造っています。


掲載6本


Domaine Takahiko
北海道余市でピノ・ノワールを追求する注目のワイナリー。


掲載6本


北海道余市町登町の小谷地地区にあるワイナリーです。 2018年にピノ・ノワールとツヴァイゲルトを中心にぶどう栽培を始め、2020年に醸造免許を取得。年間1万3000本ほどを生産し、自園のぶどうによる赤「KOYACHI」や白「pon nitay」などを送り出しています。


北海道弟子屈町にあるヴィンヤード・ワイナリー「CENAVINO(セナヴィーノ)」です。 町内3か所の畑で、北海道の独自品種「山幸」「清舞」を中心に無農薬で栽培。天然酵母での発酵に加えて温泉水・温泉熱も活用し、「弟子屈テロワール」を映す力強く爽やかなワインを目指しています。

MARO Wines
醸造家の麿直之氏が2022年に立ち上げた、北海道長沼町の最注目ワイナリー。設備を共同利用する「シェア型ワイナリー」という日本初の挑戦を軸に、国内外の知見を結集。余市産の良質なブドウやニュージーランドでの醸造経験を活かし、純粋な「美味しさ」と世界基準のワイン造りを追求しています。


北海道余市町の登地区で、醸造用ぶどうとプルーンを育てる生産者です。 ピノ・ノワールやツヴァイゲルトを中心に栽培し、収穫したぶどうは岩見沢の10Rワイナリーに委託してワインに。その年のぶどうの出来と向き合いながら、余市の風土に合った一本を届けています。


北海道の余市・仁木エリアにある、ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木(2008年創業)の新設ワイナリーです。 ピノ・ノワールやピノ・グリ、ナイアガラなどを有機農法の自社農園で栽培。2021年にオーガニックワイナリーの認定を取得し、できるだけ自然な醸造でワインを造っています。


北海道余市町で、ぶどうの栽培から醸造までを家族で一貫して行うファミリーワイナリーです。 標高の高い自社畑にピノ・ノワールやシャルドネなど7品種を混植し、まとめて醸す「フィールドブレンド」が持ち味。築100年近い札幌軟石の蔵を移築した醸造蔵でワインを仕込んでいます。


北海道上ノ国町にある、全国で初めてサテライトオフィスを併設したワイナリーです。 海・山・川に恵まれた道南の自然の中で、国産ぶどうと上ノ国町で育てたぶどうからワインを醸造。瓶内二次発酵のロゼスパークリングなどを手がけ、町のワインを世界へ広める拠点として情報発信にも力を入れています。


北海道の離島・奥尻島にあるワイナリーです。 1999年に島に自生する山ぶどうの苗木を植えることから始まり、2008年に醸造所が完成。約27haの自社畑でメルローやシャルドネ、ピノ・グリなどを栽培し、日本海の潮風を受けて育ったぶどうから、ミネラル豊かなワインを造っています。


北海道・空知の丘でワイン用ぶどうを育てるヴィンヤードです。 新規就農して2016年春に達布の畑へ1200本の苗を植え、2019年10月にワインを初リリース。バッカスやピノ・ノワールのほか、池田町生まれの「山幸」「清舞」も植え、少しずつ畑を広げています。


北海道の仁木町旭台と余市町登地区に拠点を持つワイナリーです。 2018年に耕作放棄地の開墾から始め、2022年に醸造免許を取得。気候や土壌、微生物と人が調和する「和合するワイン」を掲げ、余市らしさを表現しながら料理にも寄り添う味わいを目指しています。


北海道余市町登町にある、山中敦生氏のワイナリーです。 ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏のもとで2年間、栽培と醸造を学び、2016年春に独立。標高50mに位置する約3haの土地でぶどうを育て、余市の風土を映すワインを造っています。


北海道三笠市の達布地区にある、家族経営の小さなぶどう畑です。 2012年春に夫婦でワイン用ぶどうの畑を開墾。自然と共にあることを意識しながら日々ぶどうと向き合い、北海道のテロワールと造り手の思いが詰まったワインを届けています。


北海道余市町登町の最南部に、2013年、町内3番目のワイナリーとして誕生しました。 南風が余市湾へ吹き抜ける緩やかな南斜面の「風のヴィンヤード」で、約1万本のワイン用ぶどうを栽培。野生酵母による自然発酵にこだわり、身体になじむ健やかなワインを造っています。


掲載2本


北海道蘭越町の上里地区でぶどうを育てる農園です。 ニセコ連峰のふもと、標高約200mの畑で平成28年に栽培をスタート。オーセロワやゲヴュルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブランなどを10Rワイナリーで仕込み、野生酵母で発酵させた瓶内二次発酵の発泡性ワインを造っています。

2007年に北海道三笠市達布で畑を拓いた、空知のワイナリーです。 三笠の「タプ・コプ農場」と岩見沢市栗沢町の「モセウシ農場」でぶどうを栽培。代表の近藤良介氏は歌志内で長年ワイン用ぶどうの栽培に携わった経験を持ち、クヴェヴリ(素焼きの甕)で仕込むワインでも知られています。

掲載1本

「イレンカ」はアイヌ語で理想・希望の意。北海道岩見沢市栗沢町の上幌地区にあるぶどう畑です。 2012年に1.3haの休耕地へ苗を植えてスタートし、ピノ・ノワールを栽培。化学肥料や除草剤を使わないリュット・レゾネを実践し、土地の個性を映すワイン造りを目指しています。

掲載1本

北海道余市町登町に2023年に設立された、町で初めての「ぶどう農家直営」のワイナリーです。 母体は約100年の歴史を持つ中井観光農園で、1985年から醸造用ぶどうを栽培。5代目の中井瑞葵氏が、ピノ・ノワールを主体に地元の食材に合う優しいロゼワインを目指しています。

掲載1本

北海道名寄市弥生の畑でぶどうを育てるワイナリーです。 2011年にぶどう栽培を始め、2014年の初収穫から5年間は10Rワイナリーに醸造を委託しながら研修を重ね、自らのワイナリーを設立。厳しい寒さの中で育つピノ・ノワールやシャルドネ、バッカスから、ワインや瓶内二次発酵のスパークリングを造っています。

掲載1本

上ノ国ワイナリー
¥3,080~

上ノ国ワイナリー
¥4,180~

タキザワワイナリー

タキザワワイナリー

多田ワイン
¥5,170~

上ノ国ワイナリー
¥5,060~

宝水ワイナリー
¥3,700~

平川ワイナリー

平川ワイナリー

ドメーヌトワ

弟子屈ワイナリー
¥4,290~

宝水ワイナリー
¥2,350~

アリマックス

アリマックス

NIKI Hills Winery
¥4,675~

多田ワイン

キャメルファームワイナリー
¥9,614~

奥尻ワイナリー

北海道ワイン
¥4,050~

ノース・クリーク・ファーム

ドメーヌ・アルビオーズ

ノース・クリーク・ファーム

ドメーヌ・ブレス

ノース・クリーク・ファーム