山形県のワイナリー15軒と、そこで造られたワイン442本を掲載しています。レビューは1件、平均評価は3.7です。もっとも多く使われている品種はデラウェアの96本、次いでメルローが74本。タイプ別では赤ワインが162本で最多です。掲載店の価格は中央値でおよそ¥3,300。産地の気候と品種の解説、評価の高い1本、ワイナリーごとの掲載状況まで、このページからまとめて探せます。
掲載している産地: 上山市、山形
山形県は、奥羽山脈と出羽山地に挟まれた内陸の盆地群と、日本海に面した庄内平野からなります。県のほぼ中央を最上川が貫き、盆地の縁には水はけのよい扇状地や河岸段丘が広がります。日本海側の気候で冬の積雪は多く、県内の広い範囲が豪雪地帯に指定されています。その一方で夏は、山に囲まれた盆地に熱がこもって内陸性の高温になります。1933年に山形市で記録された40.8℃は、その後70年以上にわたって国内の最高気温記録でした。
この「冬は雪深く、夏は暑い」という振れ幅の大きさと、盆地特有の昼夜の寒暖差が、山形県を国内有数の果樹産地にしています。さくらんぼと西洋なし(ラ・フランス)はいずれも生産量が全国第1位。ブドウの栽培も古くから盛んで、扇状地や段丘の水はけのよい土地が畑として使われてきました。ワイン用ブドウの栽培は、この果樹栽培の蓄積の上に成り立っています。
掲載データにもその性格がはっきり表れています。山形県のワイン106本でもっとも多く使われている品種はデラウェアの34本。これは県内2位のメルロー15本の2倍以上で、都道府県別に見ても全国最多です(2位は宮城県と大阪府の各11本)。デラウェアは生食用として大量に栽培されてきた品種で、熟すのが早く、収穫時に酸を残しやすい性質を持ちます。
その品種構成が、そのままワインのタイプ構成に反映されています。山形県の106本の内訳は赤39本・白27本・スパークリング26本・オレンジ11本・ロゼ3本。スパークリングが全体の24.5%を占め、全国平均の約14%を大きく上回ります。オレンジワインも10.4%と、全国平均の約6%より高い比率です。酸の残る早熟なブドウは発泡性ワインの土台に向き、香りの高い白ブドウは果皮ごと醸すオレンジワインにも使われます。赤・白だけでなく、泡と橙まで含めて選べるのが山形県の産地としての持ち味です。
山形県の掲載ワイン442本に登録されている、延べ618件の品種を集計した結果です(1本のワインが複数の品種を持つ場合があります)。品種名から、その品種を使った全国のワインも見られます。
生食用としても広く栽培される小粒の品種。熟すのが早く、収穫時に酸を残しやすいため、軽快な白やスパークリングの土台に向きます。
果皮が厚く早めに熟す黒ブドウ。タンニンはまろやかで、黒い果実やプラムを思わせる風味のふくよかな赤になります。
日本で交配された黒ブドウ。いちごやキャンディを思わせる甘い香りが強く出る一方でタンニンは軽く、冷やしても飲みやすい赤になります。
世界中で栽培される白ブドウ。品種自体の香りは穏やかで、ステンレス仕込みか樽仕込みかで表情が大きく変わります。
小粒で果皮が厚く、熟すのが遅い黒ブドウ。タンニンと色素が多く、カシスやピーマンを思わせる香りを持つ骨格のある赤になります。
山形県の掲載ワイン442本のタイプ別内訳です。 タイプ名から、そのタイプの造り方の解説と全国の一覧に移動できます。

TAKAHATA WINERY
山形県高畠町の恵まれた風土を活かし、1990年に創業した東北を代表するワイナリーです。名産であるシャルドネやデラウェアを中心に、国内外のコンクールで高評価を得る上質なワインを醸造。「日本ワイナリーアワード」最高峰の5つ星を獲得するなど、世界基準のワイン造りに挑戦し続けています。


デラウェアの産地として知られる山形県南陽市赤湯に、2019年9月に開設されたワイナリーです。 代表の岩谷氏は、ヒトミワイナリーや島之内フジマル醸造所で経験を積んだ醸造家。「足さず 引かず」を信条に、山形県産ぶどう100%で、身体にしみるうま味を感じるにごりワインを造っています。


蔵王山麓の山形県上山市で、自社畑のぶどうだけでワインを造るドメーヌワイナリーです。 ワイン専用品種の栽培は昭和50年頃から。高品質な果実を育てる果樹園としての顔も持ち、山形の伝統的な技術と独自の棚仕立てで栽培しています。原料は当初から全量が上山市内の自社畑産です。


山形県上山市久保手にあるワイナリーです。 2017年春に後継者のいないデラウェア畑を引き継いで栽培を始め、ピノ・ノワールやピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルローなども育成。2020年11月にはワイナリーショップをオープンし、上山の風景が目に浮かぶような、心に届くワイン造りを目指しています。


山形県朝日町にある、「まじめなワイン造り」を信条とするワイナリーです。 戦時中に建てられたワイン工場を始まりとし、その後は農協と町が共同出資する第三セクターとして歩んできました。ぶどう栽培から醸造、熟成までを一貫して手がけ、マスカット・ベーリーAなどのワインを造っています。


山形県南陽市のワイナリーです。 「Made from 100% Grapes.」を掲げ、南陽の風土を生かして育てたぶどうだけで、自然な造りのワインを手がけています。


Takeda Winery
山形の老舗ワイナリー。自社畑のブドウでワインを醸造。


1892年(明治25年)創業、山形県南陽市の赤湯で続く老舗ワイナリーです。 酒井弥惣が鳥上坂にぶどう園を開墾したことに始まり、2004年からは五代目の酒井一平氏が継承。ろ過機を一切使わない昔ながらのノンフィルターワインが自慢で、小さいながらもこだわりのあるワイン造りを続けています。


蔵王連峰の裾野に広がる山形県上山市で、ぶどう栽培とワイン造りを行う農園です。 フランスのブルゴーニュとシャンパーニュで農に触れた造り手が、土づくりから丁寧に向き合い、デラウェアを主要品種として栽培。2025年7月に醸造免許を取得し、野生酵母・補糖補酸なしのナチュラルな造りを実践しています。


月山の麓、山形県鶴岡市羽黒町の松ケ岡に2017年に設立されたワイナリーです。 創業時に掲げた「ぶどう1万本」の目標を実現し、2020年には畑を一望するレストランもオープン。樹齢60〜80年以上の古木から造る「鶴岡甲州」など、庄内の風土と歴史を映すワインを手がけています。


山形県東根市にあるフルーツワイナリーです。 「くだもの そのまま ぎゅっと」を掲げ、収穫から2日以内の果実だけで仕込み、濃縮還元果汁や香料、着色料を加えない本格果実酒を醸造。山形大学との共同研究にも取り組み、さくらんぼやヤマブドウのワインを手がけています。


掲載7本


山形県東根市の果樹園で、ワイン用ぶどうやりんご、桃を育てています。 自然との調和を重んじ、耕作放棄地を整備した畑で自然栽培を実践。デラウェアに加えてピノ・ノワールやシャルドネなどへ品種を広げ、収穫したぶどうは県内のワイナリーで醸造して自社で販売しています。


2021年に立ち上げられた山形県のワイナリーです。 「気取らない品格とおかしみ」を掲げ、飲む人を幸福にするオリジナルワインを目指しています。実直に自然と向き合って丁寧なワイン造りに励むほか、山形県産のりんごを使った果実酒も手がけています。

掲載1本

Agri-Coeur

高畠ワイナリー

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ピノ・コッリーナ

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ウッディファーム

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