岩手県のワイナリー14軒と、そこで造られたワイン90本を掲載しています。レビューは224件、平均評価は4.1です。もっとも多く使われている品種はマスカット・ベーリーAの11本、次いでシャルドネが9本。タイプ別では赤ワインが36本で最多です。掲載店の価格は中央値でおよそ¥3,028。産地の気候と品種の解説、評価の高い1本、ワイナリーごとの掲載状況まで、このページからまとめて探せます。
掲載している産地: 岩手
岩手県は北海道に次いで面積の広い県で、西の奥羽山脈と東の北上高地に挟まれた北上盆地が県の背骨にあたります。太平洋側では初夏から夏にかけて「やませ」と呼ばれる冷たく湿った北東風が吹き、気温が上がりにくくなります。内陸の盆地は昼夜の寒暖差が大きく、冬は氷点下の日が続きます。東北のなかでも冷涼な県です。
冷涼で寒暖差が大きい気候は、ブドウの酸を保つのに向いています。一方で厳しい冬を越すには耐寒性が要り、品種の選び方がそのまま産地の性格を決めます。岩手県には山ぶどうが自生しており、これを使ったワイン造りが行われてきました。冷涼地向きのヨーロッパ系品種と、寒さに強い在来・交配品種の両方が使われているのが、この県のブドウ栽培の輪郭です。
掲載データで目を引くのは品種の顔ぶれです。岩手県のワイン90本のうち、ツヴァイゲルトレーベ7本・リースリング7本・山ぶどう7本は、いずれも都道府県別で全国最多。ツヴァイゲルトレーベはオーストリアで交配された耐寒性の黒ブドウ、リースリングは冷涼地向きの白ブドウで、どちらも寒い産地を選ぶ品種です。これにマスカット・ベーリーA11本、シャルドネとメルローが各9本と続きます。
タイプ構成は赤36本・白26本・スパークリング17本・ロゼ8本・オレンジ3本。赤が40%で全国平均の38%とほぼ並ぶ一方、スパークリングが19%と全国平均の14%を上回ります。酸の残るブドウが穫れる産地では発泡性ワインの土台を作りやすく、冷涼な東北の産地に共通する傾向です。品種の多様さが、そのまま赤・白・泡のバランスの取れた構成につながっています。
岩手県の掲載ワイン90本に登録されている、延べ69件の品種を集計した結果です(1本のワインが複数の品種を持つ場合があります)。品種名から、その品種を使った全国のワインも見られます。
日本で交配された黒ブドウ。いちごやキャンディを思わせる甘い香りが強く出る一方でタンニンは軽く、冷やしても飲みやすい赤になります。
世界中で栽培される白ブドウ。品種自体の香りは穏やかで、ステンレス仕込みか樽仕込みかで表情が大きく変わります。
果皮が厚く早めに熟す黒ブドウ。タンニンはまろやかで、黒い果実やプラムを思わせる風味のふくよかな赤になります。
オーストリアで交配された黒ブドウ。寒さに強く、色は濃いめでタンニンは穏やか、酸の残る赤になります。
冷涼地向きの白ブドウ。高い酸と柑橘や白い花の香りを持ち、辛口から甘口まで幅広く仕立てられます。
岩手県の掲載ワイン90本のタイプ別内訳です。 タイプ名から、そのタイプの造り方の解説と全国の一覧に移動できます。
掲載19本 ・ 平均評価4.1(レビュー48件)
掲載12本 ・ 平均評価4.2(レビュー35件)
掲載10本 ・ 平均評価4.1(レビュー18件)
掲載10本 ・ 平均評価4.1(レビュー33件)
掲載6本 ・ 平均評価4.4(レビュー14件)
掲載5本 ・ 平均評価4.2(レビュー12件)
掲載5本 ・ 平均評価3.8(レビュー13件)
掲載5本 ・ 平均評価4.0(レビュー12件)
掲載4本 ・ 平均評価3.9(レビュー8件)
掲載4本 ・ 平均評価4.5(レビュー7件)
掲載3本 ・ 平均評価4.0(レビュー8件)
掲載3本 ・ 平均評価4.0(レビュー6件)
掲載2本 ・ 平均評価4.0(レビュー6件)
掲載2本 ・ 平均評価4.3(レビュー4件)

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