Muscat Bailey A
マスカット・ベーリーAから造られた日本ワインを611本掲載しています(138軒のワイナリー)。タイプ別では赤ワインが424本(69%)で最多。産地は山梨県(249本)、次いで山形県(67本)が中心です。掲載店の価格は中央値でおよそ¥3,080。品種の特徴と産地・タイプ別の内訳、評価の高い1本まで、このページからまとめて探せます。
マスカット・ベーリーAは、新潟県の川上善兵衛がベーリーとマスカット・ハンブルグを交配して生み出した日本固有の黒ブドウです。1927年に交配され、日本の気候に耐える醸造用品種として広まりました。国際ブドウ・ワイン機構(OIV)にも品種名が登録されています。交配を手がけた川上善兵衛は、日本の風土に合う醸造用品種を目指して長年の品種改良に取り組んだ人物です。
いちごやキャンディを思わせる甘やかな香りが強く出るのが最大の特徴で、この香りはフラネオールという成分に由来することが知られています。果皮の色素は出やすい一方でタンニンは軽く、渋みの少ない飲みやすい赤になります。冷やしても硬くならないため、軽く冷やして飲まれることも多い品種です。果皮の色素は出やすいため、短い醸しでも十分に色がつきます。
掲載データでは161本で品種別3位。産地の上位は山梨県46本、広島県16本、山形県13本、宮城県12本です。山梨県が最多ですが、シャルドネやメルローほど特定の県に集中しておらず、全国に分散して植えられているのがこの品種の特徴といえます。87軒のワイナリーが使っており、これは甲州の60軒を上回ります。
タイプ別の内訳は赤105本(65%)、スパークリング24本(15%)、ロゼ22本(14%)、白7本、オレンジ3本。赤が中心ですが、泡とロゼを合わせると3割近くを占めます。タンニンが軽く香りが華やかという性質が、赤以外のタイプにも生きているためです。
掲載しているマスカット・ベーリーAのワイン611本を都道府県別に集計しました。 もっとも多いのは山梨県の249本で、全体の41%にあたります。
同じ品種でも、果皮をどれだけ果汁に漬け込むかでワインのタイプは変わります。マスカット・ベーリーAの掲載611本の内訳です。

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