長野県のワイン|4つのワインバレーの特徴と収録銘柄
Vin de Japan編集部公開

4つのワインバレーを有する長野県のワインについて、気候風土やメルロー栽培の歴史とともに解説します。『Vin de Japan』に収録されている814本の内訳や、編集部が注目する長野県産ワイン4選もご紹介します。
日本アルプスをはじめとする雄大な山々に囲まれた長野県は、冷涼な気候と豊かな自然を活かしたワイン造りが行われている産地です。独自の地域構想のもとで個性豊かなワインが生み出されています。
この記事では、長野県のワイン造りを支える自然環境やメルロー栽培の歴史について解説します。あわせて、日本ワイン専門サイト『Vin de Japan』に収録されているワインの傾向や、編集部が注目する銘柄も見ていきましょう。

「信州ワインバレー構想」と4つの産地
長野県では、2013年3月に「信州ワインバレー構想」を策定し、県産ワインのブランド化を進めています。この構想では、県内の産地が桔梗ヶ原・日本アルプス・千曲川・天竜川という4つのワインバレーとして紹介されています。
そのひとつである千曲川ワインバレーは、降水量が少なく日照時間が長い気候に恵まれています。さらに水はけの良い土壌が広がっており、ワイン用ぶどうの栽培に適した環境とされています。
塩尻市桔梗ヶ原におけるメルロー栽培の歩み
長野県のワイン造りにおいて、先駆的な役割を果たしてきた地域の一つが塩尻市の桔梗ヶ原です。
桔梗ヶ原は、かつて寒冷地では栽培が難しいとされていたメルローの栽培研究を重ね、県内に根づかせた先駆けとして知られています。この地での研究が、長野県における赤ワイン用ブドウ栽培の基盤を築きました。
Vin de Japanにおける長野県産ワインの収録傾向
現在『Vin de Japan』では、長野県から66のワイナリー、合計814本のワインを収録しています。タイプやブドウ品種のバリエーションも多彩です。
タイプ別の収録本数
- 赤ワイン:372本を収録しています。
- 白ワイン:303本を収録しています。
- スパークリングワイン:61本を収録しています。
- ロゼワイン:59本を収録しています。
- オレンジワイン:18本を収録しています。
品種別の収録本数(上位5品種)
- メルロー:210本と最も多く収録されています。
- シャルドネ:188本を収録しています。
- ピノ・ノワール:87本を収録しています。
- カベルネ・ソーヴィニヨン:69本を収録しています。
- ソーヴィニヨン・ブラン:52本を収録しています。
タイプ別では赤ワインと白ワインが中心となっており、スパークリングワインやロゼワインなども収録されています。品種別では研究が重ねられてきたメルローが最多で、シャルドネやピノ・ノワールなどが続いています。
編集部が選ぶ、長野県の収録ワイン4選
『Vin de Japan』に収録している長野県のワイン814本の中から、4本を選びました。(※評価や順位付けではありません)

まとめ
出典・参考資料
- 信州ワインバレー構想 グレードアップ版2020(令和2年12月)(長野県/第1章 はじめに 1.構想策定の背景と趣旨(p.3)/信州ワインバレー構想の目指す姿(p.4))
件数・本数はVin de Japanに収録しているワインの範囲で集計したものです。 価格・在庫は各販売サイトで最新の情報をご確認ください。







